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漢方薬の選び方|症状別に比較!葛根湯・加味逍遙散・当帰芍薬散・桂枝茯苓丸などの違い

薬

 

漢方薬には、葛根湯、加味逍遙散、当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、防風通聖散、八味地黄丸など、さまざまな処方があります。

「冷えに使われる漢方薬は?」
「更年期の不調にはどれを選べばいい?」
「むくみや肥満に使われる漢方薬の違いは?」
「葛根湯とほかの風邪薬はどう違う?」

このように、症状から漢方薬を探している人も多いのではないでしょうか。

しかし、漢方薬は症状だけで選べるものではありません。

同じ冷えやむくみ、疲れなどの悩みでも、体力や体質、ほかに現れている症状によって適した処方が異なる場合があります。

また、同じ処方名でもメーカーや商品によって、剤形・用法・用量・価格などが異なります。

この記事では、代表的な市販漢方薬の特徴や違いを比較しながら、選ぶときに確認したいポイントを解説します。

各漢方薬の詳しい効能・効果や副作用、商品情報については、個別記事も紹介しています。

 

  1. 漢方薬は症状だけで選ばない
  2. 漢方薬を選ぶときに確認したい5つのポイント
    1. ① どのような症状があるか
    2. ② 体力・体質はどうか
    3. ③ 症状の組み合わせ
    4. ④ ほかに使用している医薬品
    5. ⑤ 添付文書の効能・効果と使用上の注意
  3. 症状別に漢方薬を比較
  4. 冷え・むくみで選ぶなら?
    1. 当帰芍薬散|冷え・むくみ・めまい・疲れやすさ
    2. 防已黄耆湯|むくみ・汗をかきやすい・水ぶとり
    3. 八味地黄丸|頻尿・夜間尿・腰痛・冷え
  5. 更年期・月経に伴う不調で選ぶなら?
    1. 加味逍遙散|のぼせ・肩こり・精神不安・いらだち
    2. 当帰芍薬散|冷え・むくみ・めまい・疲れやすさ
    3. 桂枝茯苓丸|のぼせ・足の冷え・肩こり
    4. 加味逍遙散・当帰芍薬散・桂枝茯苓丸の違い
  6. 肥満・むくみで選ぶなら?
    1. 防風通聖散|体力が充実・腹部の皮下脂肪・便秘
    2. 防已黄耆湯|疲れやすい・汗をかきやすい・水ぶとり
  7. 風邪のひきはじめなら葛根湯
  8. 疲れやすい・食欲がないなら補中益気湯
  9. 症状別・漢方薬比較一覧
  10. 漢方薬を併用するときは注意
  11. 漢方薬を選んだ後は飲み方も確認
  12. 漢方薬を購入するときに確認したいこと
    1. 同じ処方名でも商品によって違いがある
    2. 購入先と価格を比較する
  13. 漢方薬を選ぶときの最終チェック
  14. こんな場合は漢方薬だけで様子を見ない
  15. まとめ|漢方薬は症状・体質・症状の組み合わせで選ぶ
  16. 参考資料
  17. 関連記事

漢方薬は症状だけで選ばない

漢方薬を選ぶときに重要なのは、症状だけでなく、体力や体質、症状の現れ方などを総合的に考えることです。

漢方では、こうした体質や身体の状態を「証」と呼びます。

例えば、同じ「冷え」という悩みでも、次のような違いがあります。

  • 冷えに加えて疲れやすく、むくみもある
  • 冷えに加えて、のぼせや肩こりがある
  • 冷えに加えて、頻尿や夜間尿がある
  • 冷えに加えて、めまいや立ちくらみがある

このように症状の組み合わせが異なると、候補となる漢方薬も変わります。

漢方薬の「証」について詳しく知りたい場合は、こちらの記事も参考にしてください。

漢方薬の「証」とは?|体質や症状に合わせた漢方薬の選び方を解説

 

漢方薬を選ぶときに確認したい5つのポイント

漢方薬を比較するときは、次の5点を確認しましょう。

① どのような症状があるか

まずは現在の症状を整理します。

例えば、冷えが気になる場合でも、むくみや疲れやすさを伴うのか、のぼせや肩こりを伴うのかによって、候補となる処方が異なります。

一つの症状だけで決めず、ほかにどのような症状があるかも確認しましょう。

② 体力・体質はどうか

市販の漢方薬では、効能・効果の中に体力の目安が記載されていることがあります。

例えば、次のような表現です。

  • 体力が充実している
  • 体力中等度
  • 体力中等度以下
  • 体力虚弱

同じ症状でも、体力や体質によって適した処方が異なる場合があります。

③ 症状の組み合わせ

漢方薬では、一つの症状だけでなく、複数の症状の組み合わせも重要です。

例えば、

  • 冷え+むくみ+疲れやすさ
  • のぼせ+肩こり+精神的な不安定さ
  • 頻尿+夜間尿+手足の冷え
  • 疲れやすい+食欲不振+元気がない

など、自分の症状を整理しておくと、漢方薬の特徴を比較しやすくなります。

④ ほかに使用している医薬品

漢方薬も医薬品です。

複数の漢方薬を同時に使用すると、甘草や麻黄などの生薬が重複する場合があります。

また、一般用医薬品や処方薬との併用にも注意が必要です。

現在使用している薬がある場合は、自己判断で追加せず、薬剤師や登録販売者に相談しましょう。

⑤ 添付文書の効能・効果と使用上の注意

同じ処方名でも、商品によって用法・用量や剤形、注意事項などが異なる場合があります。

購入するときは、商品ごとの添付文書を確認してください。

 

症状別に漢方薬を比較

ここからは、代表的な市販漢方薬を症状や体質の違いから比較します。

まずは、主な漢方薬の特徴を一覧で確認しましょう。

漢方薬 主な効能・効果の目安 体力・体質の目安
葛根湯 風邪のひきはじめ、頭痛、肩こりなど 比較的体力がある
加味逍遙散 更年期障害、月経不順、精神不安など 体力中等度以下
当帰芍薬散 冷え、むくみ、めまい、月経不順など 体力虚弱
桂枝茯苓丸 月経不順、月経痛、更年期障害など 比較的体力がある
防風通聖散 肥満症、便秘、むくみなど 体力が充実
防已黄耆湯 むくみ、水ぶとりの肥満症、多汗症など 体力中等度以下
八味地黄丸 頻尿、夜間尿、腰痛、冷えなど 体力中等度以下
補中益気湯 疲労倦怠、食欲不振、虚弱体質など 体力虚弱

※上記は一般用漢方製剤の効能・効果や体力の目安を整理したものです。実際の効能・効果や使用上の注意は商品によって異なるため、購入する製品の添付文書を確認してください。

 

冷え・むくみで選ぶなら?

冷えやむくみが気になる場合に候補となる漢方薬には、当帰芍薬散、防已黄耆湯、八味地黄丸などがあります。

ただし、それぞれ対象となる体質や症状が異なります。

当帰芍薬散|冷え・むくみ・めまい・疲れやすさ

当帰芍薬散は、体力が虚弱で、冷え症があり、貧血の傾向があって疲れやすい人に用いられる漢方薬です。

次のような症状がある場合に用いられます。

  • 冷え症
  • むくみ
  • めまい・立ちくらみ
  • 頭重・肩こり
  • 月経不順・月経痛
  • 更年期障害

特に、冷えに加えて疲れやすさやむくみ、めまいなどがある場合に特徴がみられます。

当帰芍薬散の成分や副作用、商品情報については、こちらの記事で詳しく解説しています。

当帰芍薬散とは?|冷え・むくみ・めまい・更年期などに使われる漢方薬を解説

防已黄耆湯|むくみ・汗をかきやすい・水ぶとり

防已黄耆湯は、体力中等度以下で疲れやすく、汗をかきやすい傾向があり、筋肉にしまりがなく、いわゆる水ぶとりのような肥満がある人に用いられる漢方薬です。

主に次のような症状に用いられます。

  • むくみ
  • 肥満症
  • 多汗症
  • 肥満に伴う関節の腫れや痛み

防已黄耆湯は、単に体重が多い人向けというわけではありません。

疲れやすさや汗をかきやすい傾向、むくみなどの特徴も確認することが大切です。

防已黄耆湯とは?|むくみ・水ぶとりの肥満症・多汗症に使われる漢方薬を解説

八味地黄丸|頻尿・夜間尿・腰痛・冷え

八味地黄丸は、体力中等度以下で疲れやすく、手足が冷えやすい人の排尿トラブルや腰痛などに用いられる漢方薬です。

主な症状として、次のようなものがあります。

  • 頻尿
  • 夜間尿
  • 排尿困難
  • 残尿感
  • 腰痛
  • 手足の冷え

冷えだけでなく、頻尿や夜間尿などの排尿トラブルがある場合に候補となります。

八味地黄丸とは?|頻尿・夜間尿・腰痛・冷えなどに使われる漢方薬を解説

 

更年期・月経に伴う不調で選ぶなら?

更年期や月経に伴う不調には、加味逍遙散、当帰芍薬散、桂枝茯苓丸などが用いられます。

この3つは同じ女性の不調に使われることがありますが、対象となる体質や症状の組み合わせが異なります。

加味逍遙散|のぼせ・肩こり・精神不安・いらだち

加味逍遙散は、体力中等度以下で、のぼせ感があり、肩がこる、疲れやすい、精神不安やいらだちなどを伴う人に用いられる漢方薬です。

例えば、次のような症状がある場合に候補となります。

  • のぼせ感
  • 肩こり
  • 疲れやすさ
  • 精神不安
  • いらだち
  • 月経不順
  • 更年期に伴う不調

「更年期だから加味逍遙散」と決めるのではなく、のぼせや精神的な不安定さなど、症状の組み合わせを確認することが大切です。

当帰芍薬散|冷え・むくみ・めまい・疲れやすさ

当帰芍薬散は、体力虚弱で冷え症があり、貧血の傾向や疲れやすさを伴う人に用いられます。

更年期や月経に伴う不調の中でも、冷えやむくみ、めまい、立ちくらみなどが目立つ場合に候補となります。

桂枝茯苓丸|のぼせ・足の冷え・肩こり

桂枝茯苓丸は、比較的体力があり、のぼせて足が冷える、肩こり、頭重、めまいなどを伴う人の月経不順、月経痛、更年期障害などに用いられます。

特に、のぼせと足の冷えが同時にある場合などが特徴です。

桂枝茯苓丸とは?|更年期・月経不順・肩こりなどに使われる漢方薬を解説

加味逍遙散・当帰芍薬散・桂枝茯苓丸の違い

3つの漢方薬の特徴を整理すると、次のようになります。

漢方薬 体力の目安 主な特徴
加味逍遙散 中等度以下 のぼせ、肩こり、疲れやすさ、精神不安など
当帰芍薬散 虚弱 冷え、貧血傾向、疲れやすさ、むくみなど
桂枝茯苓丸 比較的体力がある のぼせ、足の冷え、肩こりなど

同じ更年期の不調でも、症状や体力によって候補となる漢方薬は異なります。

 

肥満・むくみで選ぶなら?

肥満症に用いられる漢方薬として知られているのが、防風通聖散と防已黄耆湯です。

どちらも肥満症に用いられることがありますが、対象となる体質や症状は異なります。

防風通聖散|体力が充実・腹部の皮下脂肪・便秘

防風通聖散は、体力が充実していて、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちな人の肥満症などに用いられる漢方薬です。

主な特徴は次のとおりです。

  • 体力が充実している
  • 腹部に皮下脂肪が多い
  • 便秘がち
  • 肥満症
  • むくみ

防風通聖散は、体重を減らしたい人なら誰にでも適しているというわけではありません。

体力や便通、腹部の皮下脂肪などの特徴を確認する必要があります。

防風通聖散とは?|肥満症・便秘・むくみに使われる漢方薬の効果・副作用を解説

防已黄耆湯|疲れやすい・汗をかきやすい・水ぶとり

防已黄耆湯は、体力中等度以下で疲れやすく、汗をかきやすい傾向があり、筋肉にしまりがなく、水ぶとりのような肥満症などに用いられます。

防風通聖散との大きな違いは、体力や体質の目安です。

比較項目 防風通聖散 防已黄耆湯
体力 充実している 中等度以下
体質の特徴 腹部に皮下脂肪が多い 疲れやすく汗をかきやすい
肥満の特徴 便秘がちな肥満症 水ぶとりのような肥満症

「ダイエット目的だから防風通聖散」という単純な選び方は避け、商品の効能・効果や体質の目安を確認しましょう。

 

風邪のひきはじめなら葛根湯

風邪のひきはじめなどに使われる代表的な漢方薬が葛根湯です。

一般用漢方製剤では、比較的体力がある人の感冒、鼻かぜ、頭痛、肩こり、筋肉痛などに用いられます。

特に、風邪のひきはじめで、

  • 発熱
  • 悪寒
  • 頭痛
  • 首や肩のこり
  • 汗をかいていない

などの症状がある場合に使用されることがあります。

ただし、風邪の症状があれば必ず葛根湯というわけではありません。

症状や体力によって適した薬は異なります。また、麻黄などの生薬を含むため、持病や併用薬がある場合は使用前に相談しましょう。

葛根湯とは?|効能・飲み方・注意点・副作用をわかりやすく解説

 

疲れやすい・食欲がないなら補中益気湯

疲れやすさや食欲不振などに用いられる漢方薬として、補中益気湯があります。

一般用医薬品では、体力虚弱で元気がなく、胃腸の働きが衰えて疲れやすい人の虚弱体質、疲労倦怠、病後・術後の衰弱、食欲不振、ねあせ、感冒などに用いられます。

特徴としては、

  • 体力が虚弱
  • 元気がない
  • 疲れやすい
  • 食欲がない
  • 胃腸の働きが衰えている

などが挙げられます。

単純な疲労すべてに使用するものではなく、体力や胃腸の状態なども含めて考えることが大切です。

補中益気湯とは?|疲れやすい・食欲不振に使われる漢方薬を解説

 

症状別・漢方薬比較一覧

ここまで紹介した漢方薬の特徴を一覧にまとめます。

悩み・症状 漢方薬 選ぶときのポイント 詳しい解説
風邪のひきはじめ 葛根湯 比較的体力があり、発熱・悪寒・頭痛・肩こりなど 詳しく見る
更年期・月経の不調 加味逍遙散 のぼせ・肩こり・疲れやすさ・精神不安など 症状や体質を確認
更年期・月経の不調 当帰芍薬散 体力虚弱、冷え・貧血傾向・疲れやすさ・むくみなど 詳しく見る
更年期・月経の不調 桂枝茯苓丸 比較的体力があり、のぼせ・肩こり・足の冷えなど 詳しく見る
肥満症・便秘 防風通聖散 体力が充実、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がち 詳しく見る
むくみ・水ぶとり 防已黄耆湯 体力中等度以下、疲れやすい、汗をかきやすい 詳しく見る
頻尿・夜間尿・冷え 八味地黄丸 体力中等度以下、疲れやすく手足が冷えやすい 詳しく見る
疲労・食欲不振 補中益気湯 体力虚弱、元気がなく胃腸の働きが衰えている 詳しく見る

各漢方薬の個別記事では、効能・効果だけでなく、生薬の特徴や副作用、服用時の注意点、商品情報も解説しています。

気になる処方があれば、個別記事で詳しい内容を確認してください。

 

漢方薬を併用するときは注意

複数の漢方薬を同時に使用する場合は、生薬の重複に注意が必要です。

例えば、複数の漢方薬に甘草が含まれている場合、甘草の摂取量が重複することがあります。

甘草の過剰摂取によって、偽アルドステロン症や低カリウム血症などが起こる可能性があります。

また、処方によっては麻黄など、使用時に注意が必要な生薬も含まれています。

「漢方薬だから別の漢方薬と一緒に飲んでも大丈夫」とは限りません。

複数の漢方薬やほかの医薬品を使用している場合は、薬剤師または登録販売者に相談しましょう。

漢方薬の併用について詳しく知りたい場合は、こちらの記事も参考にしてください。

漢方薬の併用・飲み合わせ|一緒に使うときの注意点と生薬の重複

 

漢方薬を選んだ後は飲み方も確認

漢方薬は、処方を選べば終わりではありません。

製品によって用法・用量が異なるため、購入した商品の添付文書を確認することが重要です。

一般用漢方製剤では、食前または食間に服用する製品もあります。

食前と食間の意味や、漢方薬の飲み方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

漢方薬の飲み方を解説|食前・食間の違い、効果が出るまでの期間や飲みにくいときの工夫

 

漢方薬を購入するときに確認したいこと

自分に合いそうな漢方薬が見つかったら、購入前に次の項目を確認しましょう。

同じ処方名でも商品によって違いがある

市販の漢方薬は、同じ処方名でもメーカーによって商品が異なります。

例えば、次のような違いがあります。

  • 錠剤・顆粒・細粒などの剤形
  • 1日あたりの服用回数
  • 1回あたりの服用量
  • 生薬エキスの量
  • 内容量・価格

価格だけで選ぶのではなく、成分量や用法・用量、服用しやすさなども確認しましょう。

購入先と価格を比較する

同じ商品でも、販売店や内容量によって価格が異なる場合があります。

購入する際は、次の点を確認すると比較しやすくなります。

  • 商品の正式名称
  • 内容量
  • 販売価格
  • 送料
  • 販売元・販売店
  • 使用期限や保管方法

個別記事では、各漢方薬の商品情報や購入先も確認できます。

商品を選ぶ際は、必ず効能・効果と使用上の注意を確認してください。

 

漢方薬を選ぶときの最終チェック

市販の漢方薬を選ぶときは、次の順番で確認すると分かりやすくなります。

STEP1 どんな症状があるか確認する

STEP2 ほかにどのような症状を伴っているか確認する

STEP3 体力や体質の目安を確認する

STEP4 現在使用している医薬品や漢方薬を確認する

STEP5 商品の効能・効果と使用上の注意を確認する

STEP6 自分で判断できない場合は薬剤師・登録販売者に相談する

この流れで確認すると、症状だけで漢方薬を決めてしまう失敗を避けやすくなります。

 

こんな場合は漢方薬だけで様子を見ない

漢方薬を探している場合でも、症状によっては医療機関への相談が必要です。

例えば、

  • 急激に症状が悪化した
  • 強い痛みがある
  • 高熱が続いている
  • 息苦しさがある
  • 意識状態がおかしい
  • 原因が分からない症状が長期間続いている
  • 日常生活に大きな支障が出ている

などの場合は、漢方薬だけで自己判断による対応を続けないことが重要です。

また、すでに医療機関で治療を受けている場合や、複数の医薬品を使用している場合は、漢方薬を追加する前に医師や薬剤師へ相談しましょう。

 

まとめ|漢方薬は症状・体質・症状の組み合わせで選ぶ

漢方薬を選ぶときは、単純に「この症状にはこの漢方」と考えるのではなく、症状・体力・体質・症状の組み合わせを確認することが重要です。

例えば、

  • 冷え・むくみ・疲れやすさ → 当帰芍薬散など
  • のぼせ・肩こり・精神不安など → 加味逍遙散など
  • のぼせ・足の冷え・肩こりなど → 桂枝茯苓丸など
  • 肥満症・便秘・腹部の皮下脂肪 → 防風通聖散など
  • 疲れやすい・汗をかきやすい・水ぶとり → 防已黄耆湯など
  • 頻尿・夜間尿・冷え・疲れやすさ → 八味地黄丸など
  • 体力虚弱・疲労・食欲不振 → 補中益気湯など

というように、同じような症状でも体質や症状の組み合わせによって候補が変わります。

この記事は、漢方薬を自己判断で決めるための診断表ではありません。

実際に市販の漢方薬を使用するときは、商品の添付文書に記載された効能・効果や使用上の注意を確認し、分からない場合は薬剤師または登録販売者に相談しましょう。

 

参考資料

 

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