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登録販売者試験 第3章完全攻略③|かぜ薬の主な配合成分を徹底解説

登録販売者試験第3章「主な医薬品とその作用」では、医薬品に配合されている成分について、その働きや副作用、使用上の注意を理解しておくことが重要です。

第3章③では、かぜ薬に配合される主な成分について学びます。

かぜ薬には、発熱や痛みを和らげる成分、くしゃみや鼻汁を抑える成分、咳を抑える成分、痰の切れを良くする成分、炎症による腫れを和らげる成分などが配合されています。

一つの製品に複数の成分が配合されていることが多いため、それぞれの成分が「どの症状に使われるのか」「どのような注意点があるのか」を整理して覚えることが重要です。

特に、アスピリン、アセトアミノフェン、イブプロフェンなどの解熱鎮痛成分、抗ヒスタミン成分、アドレナリン作動成分、鎮咳成分、去痰成分、抗炎症成分は、登録販売者試験で重要な分野です。

また、15歳未満の小児に対する注意、12歳未満の小児に使用できない鎮咳成分、依存性、インフルエンザ流行期の注意など、年齢や使用状況に関する問題も出題されやすいため注意しましょう。

本記事では、かぜ薬の主な配合成分について、試験で判断しやすいように整理して解説します。

 

この記事で学べること

この記事では、次の内容を整理します。

・解熱鎮痛成分
・アスピリン
・サリチルアミド・エテンザミド
・アセトアミノフェン
・イブプロフェン
・イソプロピルアンチピリン
・抗ヒスタミン成分
・抗コリン成分
・アドレナリン作動成分
・鎮咳成分
・コデインリン酸塩水和物
・ジヒドロコデインリン酸塩
・デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物
・去痰成分
・抗炎症成分
・トラネキサム酸
・グリチルリチン酸二カリウム
・生薬成分
・試験で間違えやすいポイント
・予想問題

 

かぜ薬に配合される主な成分

かぜ薬には、さまざまな症状を緩和するために複数の成分が配合されています。

主なものを症状別に整理すると、次のようになります。

発熱・痛み
→ 解熱鎮痛成分

くしゃみ・鼻汁
→ 抗ヒスタミン成分、抗コリン成分

鼻粘膜の充血・気管支の収縮など
→ アドレナリン作動成分


→ 鎮咳成分


→ 去痰成分

鼻粘膜や喉の炎症による腫れ
→ 抗炎症成分

この「症状と成分の対応」を最初に覚えておくと、後の成分学習がしやすくなります。

 

発熱や痛みを和らげる成分(解熱鎮痛成分)

かぜ薬に配合される主な解熱鎮痛成分には、アスピリン、サリチルアミド、エテンザミド、アセトアミノフェン、イブプロフェン、イソプロピルアンチピリンなどがあります。

また、解熱作用を期待してジリュウなどの生薬成分が配合される場合もあります。

ほかにも、ゴオウ、カッコン、サイコ、ボウフウ、ショウマなどは解熱作用を期待して配合されることがあり、センキュウ、コウブシなどは鎮痛作用を期待して配合されることがあります。

 

アスピリン

アスピリンは、解熱鎮痛成分の代表的な成分の一つです。

アスピリンなどの成分は、プロスタグランジンの産生を抑えることで、発熱や痛みなどを緩和します。

ただし、小児への使用については非常に重要な注意があります。

一般用医薬品では、アスピリンは小児に対しては使用しないこととされています。

また、サリチルアミドやエテンザミドについては、15歳未満の小児で水痘(水疱瘡)またはインフルエンザにかかっているときは使用を避ける必要があります。

 

サリチルアミド・エテンザミド

サリチルアミドとエテンザミドも、かぜ薬に用いられる解熱鎮痛成分です。

特に重要なのが15歳未満の小児への注意です。

15歳未満の小児が水痘(水疱瘡)またはインフルエンザにかかっている場合には、使用を避ける必要があります。

一般の生活者にとって、かぜとインフルエンザを簡単に区別することは必ずしも容易ではありません。

そのため、インフルエンザ流行期などには、必要に応じて注意を促し、アセトアミノフェンや生薬成分のみからなる製品の選択を提案するなどの対応が重要です。

 

アセトアミノフェン

アセトアミノフェンは、主として中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらす成分です。

他の化学的に合成された解熱鎮痛成分とは異なり、末梢における抗炎症作用は期待できません。

そのため、他の解熱鎮痛成分のような胃腸障害は比較的少なく、空腹時に服用できる製品もあります。

一方で、定められた用量を超えて使用した場合や、日頃から酒類(アルコール)をよく摂取する人では、重篤な肝機能障害が起こりやすくなることがあります。

まれに、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症、急性汎発性発疹性膿疱症、間質性肺炎、腎障害、肝機能障害などの重篤な副作用を生じることがあります。

 

アセトアミノフェンと坐薬

アセトアミノフェンは、内服薬だけでなく、専ら小児の解熱に用いる坐薬にも配合されています。

坐薬と内服薬は別の経路で使用するため影響しないと考えてしまう人もいますが、同じアセトアミノフェンを含む製品を重ねて使用すれば、過量となるおそれがあります。

そのため、アセトアミノフェンを含む解熱鎮痛薬やかぜ薬を使用している場合には、坐薬との併用にも注意が必要です。

また、坐薬は内服するものではないため、誤って服用しないよう注意する必要があります。

 

イブプロフェン

イブプロフェンは、アスピリンなどに比べて胃腸への悪影響が少なく、抗炎症作用も示すため、頭痛、咽頭痛、月経痛、腰痛などに使用されることが多い解熱鎮痛成分です。

一般用医薬品では、15歳未満の小児に対しては、いかなる場合も使用してはなりません。

イブプロフェンはプロスタグランジンの産生を抑制することで、消化管粘膜の防御機能を低下させます。

そのため、胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、クローン病の既往歴がある人では、それらの疾患を再発させるおそれがあります。

 

イソプロピルアンチピリン

イソプロピルアンチピリンも、かぜ薬に配合される解熱鎮痛成分です。

試験では、アスピリン、アセトアミノフェン、イブプロフェンなどとともに、かぜ薬に配合される主な解熱鎮痛成分として整理しておきましょう。

 

くしゃみや鼻汁を抑える成分

かぜ薬には、くしゃみや鼻汁を抑えるために抗ヒスタミン成分や抗コリン成分が配合されることがあります。

主な抗ヒスタミン成分として、

・クロルフェニラミンマレイン酸塩
・カルビノキサミンマレイン酸塩
・メキタジン
・クレマスチンフマル酸塩
・ジフェンヒドラミン塩酸塩

などがあります。

また、抗コリン作用によって鼻汁分泌やくしゃみを抑える目的で、ベラドンナ総アルカロイドやヨウ化イソプロパミドが配合される場合もあります。

 

抗ヒスタミン成分の注意点

抗ヒスタミン成分は、くしゃみや鼻汁を抑える一方で、眠気などが現れることがあります。

そのため、抗ヒスタミン成分を含むかぜ薬を服用した後は、乗物または機械類の運転操作を避ける必要があります。

また、抗ヒスタミン成分では口のかわきなどが現れることもあります。

「抗ヒスタミン=くしゃみ・鼻汁を抑える+眠気に注意」と覚えておきましょう。

 

鼻粘膜の充血を和らげる成分

かぜ薬には、鼻粘膜の充血を和らげ、気管や気管支を拡げる目的で、アドレナリン作動成分が配合されることがあります。

主な成分として、

・メチルエフェドリン塩酸塩
・メチルエフェドリンサッカリン塩
・プソイドエフェドリン塩酸塩

などがあります。

また、これらと同様の作用を示す生薬成分として、マオウが配合される場合があります。

これらの成分には依存性があることに留意する必要があります。

 

咳を抑える成分(鎮咳成分)

かぜ薬には、咳を抑えるための鎮咳成分が配合されています。

主な鎮咳成分として、

・コデインリン酸塩水和物
・ジヒドロコデインリン酸塩
・デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物
・ノスカピン
・チペピジンヒベンズ酸塩
・クロペラスチン塩酸塩

などがあります。

また、鎮咳作用を目的としてナンテンジツなどの生薬成分が配合される場合もあります。

 

コデインリン酸塩水和物・ジヒドロコデインリン酸塩

コデインリン酸塩水和物とジヒドロコデインリン酸塩は、依存性のある成分です。

これらは作用本体であるコデイン、ジヒドロコデインがモルヒネと同じ基本構造を持ち、依存性があることから、麻薬性鎮咳成分とも呼ばれます。

長期連用や大量摂取によって、倦怠感、虚脱感、多幸感などが現れることがあり、薬物依存につながるおそれがあります。

特に内服液剤では、本来の目的以外の意図で服用する不適正な使用がなされることがあるため注意が必要です。

 

12歳未満の小児には使用できない

コデインリン酸塩水和物とジヒドロコデインリン酸塩は、12歳未満の小児には使用禁忌となっています。

これは試験で非常に重要な年齢制限です。

「12歳未満の小児+コデイン・ジヒドロコデイン=使用禁忌」とセットで覚えておきましょう。

 

痰の切れを良くする成分(去痰成分)

かぜ薬には、痰を出しやすくするための去痰成分が配合されることがあります。

主な去痰成分として、

・グアイフェネシン
・グアヤコールスルホン酸カリウム
・ブロムヘキシン塩酸塩
・エチルシステイン塩酸塩

などがあります。

また、去痰作用を目的として、シャゼンソウ、セネガ、キキョウ、セキサン、オウヒなどの生薬成分が配合される場合があります。

 

炎症による腫れを和らげる成分

鼻粘膜や喉の炎症による腫れを和らげる目的で、抗炎症成分が配合される場合があります。

代表的な成分として、

・トラネキサム酸
・グリチルリチン酸二カリウム

などがあります。

 

トラネキサム酸

トラネキサム酸は、体内での起炎物質の産生を抑制することで、炎症の発生を抑え、腫れを和らげます。

一方で、凝固した血液を溶解されにくくする働きもあります。

そのため、脳血栓、心筋梗塞、血栓性静脈炎などの血栓がある人や、血栓を起こすおそれがある人に使用する場合には、治療を行っている医師または処方薬の調剤を行った薬剤師に相談するなどの対応が必要です。

 

グリチルリチン酸二カリウム

グリチルリチン酸二カリウムも、鼻粘膜や喉の炎症による腫れを和らげる目的でかぜ薬に配合されることがあります。

ただし、グリチルリチン酸を含む医薬品では、長期連用などによって偽アルドステロン症が起こることがあるため注意が必要です。

第2章で学習した「偽アルドステロン症」と関連づけて覚えておきましょう。

 

生薬成分にも注目する

かぜ薬では、化学的に合成された成分だけでなく、生薬成分が配合される場合があります。

解熱作用を期待して配合されるものとして、

・ジリュウ
・ゴオウ
・カッコン
・サイコ
・ボウフウ
・ショウマ

などがあります。

また、鎮痛作用を期待してセンキュウ、コウブシ、鎮咳作用を目的としてナンテンジツ、去痰作用を目的としてシャゼンソウ、セネガ、キキョウ、セキサン、オウヒなどが配合される場合があります。

さらに、ショウキョウやケイヒが他の解熱鎮痛成分と組み合わせて配合されることもあります。

 

症状に応じて必要な成分を選ぶ

かぜ薬には複数の成分が配合されることが多いため、購入者の症状を確認することが重要です。

発熱があるのか、咳があるのか、鼻汁があるのか、痰があるのか、喉の腫れがあるのかによって、必要となる成分は異なります。

存在しない症状に対する不要な成分が含まれていると、無意味に副作用のリスクを高めることがあります。

登録販売者は、総合感冒薬を一律に勧めるのではなく、購入者の症状に応じて必要な成分を含む製品を選択できるよう情報提供することが重要です。

 

試験で覚えておきたいポイント

第3章③では、次のポイントを押さえておきましょう。

① かぜ薬には、解熱鎮痛成分、抗ヒスタミン・抗コリン成分、アドレナリン作動成分、鎮咳成分、去痰成分、抗炎症成分などが配合される

② アスピリンは解熱鎮痛成分で、小児への使用に注意が必要である

③ サリチルアミド・エテンザミドは、15歳未満の小児が水痘またはインフルエンザにかかっているときは使用を避ける

④ アセトアミノフェンは主として中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらし、末梢での抗炎症作用は期待できない

⑤ アセトアミノフェンは、過量使用や日頃から酒類をよく摂取する人で重篤な肝機能障害が起こりやすい

⑥ イブプロフェンは15歳未満の小児には使用してはならない

⑦ イブプロフェンは胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、クローン病の既往歴がある人では再発を招くおそれがある

⑧ 抗ヒスタミン成分はくしゃみや鼻汁を抑えるが、眠気などに注意する

⑨ アドレナリン作動成分には依存性があることに注意する

⑩ コデインリン酸塩水和物とジヒドロコデインリン酸塩には依存性があり、12歳未満の小児には使用禁忌である

⑪ 去痰成分は痰の切れを良くする

⑫ トラネキサム酸やグリチルリチン酸二カリウムは炎症による腫れを和らげる目的で配合される

⑬ トラネキサム酸は血栓のある人などでは注意が必要である

⑭ かぜ薬は症状に応じて必要な成分を選択することが重要である

 

試験で間違えやすいポイント

「アセトアミノフェンには、他の解熱鎮痛成分と同様に末梢での抗炎症作用が期待できる」

→誤り

アセトアミノフェンは主として中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらし、末梢における抗炎症作用は期待できません。

「イブプロフェンは15歳未満の小児にも使用できる」

→誤り

一般用医薬品のイブプロフェンは、15歳未満の小児に対してはいかなる場合も使用してはなりません。

「抗ヒスタミン成分は鼻汁やくしゃみを抑えるが、眠気が現れることがある」

→正しい

抗ヒスタミン成分はくしゃみや鼻汁を抑える一方、眠気などが現れることがあります。

「コデインリン酸塩水和物とジヒドロコデインリン酸塩は依存性がない」

→誤り

これらは依存性のある成分であり、長期連用や大量摂取によって薬物依存につながるおそれがあります。

「コデインリン酸塩水和物とジヒドロコデインリン酸塩は12歳未満の小児に使用できる」

→誤り

これらの成分は12歳未満の小児には使用禁忌となっています。

「トラネキサム酸は炎症だけに関係し、血栓のある人には注意する必要がない」

→誤り

トラネキサム酸には凝固した血液を溶解されにくくする働きもあるため、血栓のある人などでは注意が必要です。

「かぜ薬は成分が多いほど必ず優れた薬である」

→誤り

存在しない症状に対する不要な成分が配合されていると、無意味に副作用のリスクを高めることがあります。

 

予想問題

 

問1

かぜ薬に配合される解熱鎮痛成分について、正しいものはどれか。

① アセトアミノフェンは末梢で強い抗炎症作用を示す
② イブプロフェンは15歳未満の小児に使用できる
③ アスピリンは解熱鎮痛成分である
④ 解熱鎮痛成分は発熱や痛みとは関係がない

答え:③

 

解説

アスピリンは、かぜ薬に配合される主な解熱鎮痛成分の一つです。アセトアミノフェンは末梢における抗炎症作用が期待できず、イブプロフェンは一般用医薬品では15歳未満の小児には使用してはなりません。

 

問2

アセトアミノフェンについて、正しいものはどれか。

① 主として中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらす
② 末梢での強い抗炎症作用が特徴である
③ 酒類をよく摂取する人では重篤な肝機能障害が起こりにくい
④ 坐薬との重複使用には注意する必要がない

答え:①

 

解説

アセトアミノフェンは主として中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらし、末梢における抗炎症作用は期待できません。また、過量使用や日頃から酒類をよく摂取する人では、重篤な肝機能障害が起こりやすくなることがあります。

 

問3

かぜ薬に配合される鎮咳成分について、正しいものはどれか。

① コデインリン酸塩水和物には依存性がある
② コデインリン酸塩水和物は12歳未満でも使用できる
③ ジヒドロコデインリン酸塩には依存性がない
④ 鎮咳成分は咳を悪化させるために配合される

答え:①

 

解説

コデインリン酸塩水和物とジヒドロコデインリン酸塩には依存性があり、長期連用や大量摂取によって薬物依存につながるおそれがあります。また、12歳未満の小児には使用禁忌です。

 

問4

トラネキサム酸について、正しいものはどれか。

① 炎症による腫れを和らげる目的で配合されることがある
② 血栓のある人でも全く注意する必要がない
③ 主に咳を抑えるために使用される
④ 痰の切れを良くする成分である

答え:①

 

解説

トラネキサム酸は、体内での起炎物質の産生を抑制することで炎症の発生を抑え、腫れを和らげます。一方で、凝固した血液を溶解されにくくする働きもあるため、血栓のある人などでは注意が必要です。

 

問5

かぜ薬の主な配合成分について、誤っているものはどれか。

① 抗ヒスタミン成分はくしゃみや鼻汁を抑える
② アドレナリン作動成分には依存性があることに注意する
③ 去痰成分は痰の切れを良くする
④ 存在しない症状に対する不要な成分が配合されていても、副作用のリスクには影響しない

答え:④

 

解説

存在しない症状に対する不要な成分が配合されていると、無意味に副作用のリスクを高めることがあります。そのため、症状に応じて必要な成分を選択することが重要です。

 

まとめ

登録販売者試験第3章③では、かぜ薬に配合される主な成分について、症状と成分の対応、成分ごとの特徴、使用上の注意を整理しておきましょう。

特に重要なのは、

① 解熱鎮痛成分は発熱や痛みを和らげる

② アスピリン、サリチルアミド、エテンザミド、アセトアミノフェン、イブプロフェン、イソプロピルアンチピリンなどが解熱鎮痛成分である

③ アセトアミノフェンは主として中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらし、末梢での抗炎症作用は期待できない

④ イブプロフェンは15歳未満の小児には使用してはならない

⑤ 抗ヒスタミン成分はくしゃみや鼻汁を抑えるが、眠気などに注意する

⑥ アドレナリン作動成分は鼻粘膜の充血を和らげ、気管や気管支を拡げる目的で使用される

⑦ アドレナリン作動成分には依存性があることに注意する

⑧ コデインリン酸塩水和物とジヒドロコデインリン酸塩には依存性があり、12歳未満の小児には使用禁忌である

⑨ 去痰成分は痰の切れを良くする

⑩ トラネキサム酸やグリチルリチン酸二カリウムは炎症による腫れを和らげる目的で配合される

⑪ トラネキサム酸は血栓のある人などでは注意が必要である

⑫ 症状に対して不要な成分が配合されていると、副作用のリスクを高めることがある

というポイントです。

かぜ薬は複数の成分を組み合わせた製品が多いため、「かぜ薬なら何でも同じ」と考えないことが重要です。

登録販売者は、購入者の症状や年齢、既往歴、使用している他の医薬品などを確認したうえで、必要な成分を含む製品を選択できるよう情報提供することが重要です。

 

参考資料

厚生労働省「登録販売者試験問題の作成に関する手引き(令和8年4月)」

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