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ロラタジンとは?市販の鼻炎薬に使われる抗ヒスタミン成分の特徴・眠気などの注意点

ロラタジンとは?

ロラタジンは、市販のアレルギー専用鼻炎薬に使われている抗ヒスタミン成分です。

花粉やハウスダストなどによる鼻水、鼻づまり、くしゃみの症状に使用される市販薬に配合されています。

ロラタジンは第二世代の抗ヒスタミン成分に分類され、市販薬では1日1回服用するタイプの商品があります。

この記事では、ロラタジンの特徴、市販の鼻炎薬での使われ方、眠気などの注意点、ほかの抗ヒスタミン成分との違いについて解説します。

ロラタジンは何に使われる成分?

ロラタジンは、アレルギー症状を抑えるために使用される抗ヒスタミン成分です。

市販薬では、アレルギー性鼻炎による鼻水・鼻づまり・くしゃみを緩和する目的で使用されています。

現在、市販のロラタジン製剤として「ロラタジン錠V」などがあり、PMDAに掲載されている添付文書では第2類医薬品のアレルギー専用鼻炎薬として扱われています。

PMDA「ロラタジン錠V」添付文書

また、第一三共ヘルスケアからは2026年10月13日発売予定の「クラリチンEX」が案内されており、ロラタジンを配合した第2類医薬品のアレルギー専用鼻炎薬です。

第一三共ヘルスケア「クラリチンEX」

ロラタジンの特徴

第二世代の抗ヒスタミン成分

ロラタジンは第二世代の抗ヒスタミン成分です。

抗ヒスタミン成分は、アレルギー症状に関係するヒスタミンの働きを抑えることで、鼻水やくしゃみなどの症状を緩和する目的で使用されます。

ロラタジンを配合した市販薬では、花粉やハウスダストなどによるアレルギー性鼻炎の症状が対象となっています。

1日1回服用する市販薬がある

ロラタジンを配合した市販薬には、1日1回1錠を服用するタイプがあります。

PMDAに掲載されている「ロラタジン錠V」は、15歳以上を対象とし、1日1回1錠を服用する用法となっています。

製品によって用法・用量は異なるため、実際に使用するときは商品の添付文書を確認してください。

ロラタジンはどんな症状に使う?

鼻水

花粉やハウスダストなどによるアレルギー性鼻炎では、鼻水が主な症状のひとつになります。

ロラタジンは、このようなアレルギー性鼻炎による鼻水を緩和する目的で使用されます。

くしゃみ

アレルギー性鼻炎によるくしゃみにも、ロラタジンを配合した市販薬が使用されます。

鼻づまり

ロラタジンを配合した市販薬は、アレルギー性鼻炎による鼻づまりも効能・効果の対象としています。

ただし、鼻づまりが強い場合には、抗ヒスタミン成分だけでなく、血管収縮成分など別の成分を配合した鼻炎薬もあります。

症状に応じて薬の成分構成を確認することが大切です。

市販の鼻炎薬の選び方|鼻水・鼻づまり・くしゃみの薬を比較

ロラタジンは眠くなりにくい?

ロラタジンを配合した市販薬では、「眠くなりにくい」ことが特徴として案内されている商品があります。

第一三共ヘルスケアの「クラリチンEX」も、ロラタジンを配合した第2世代抗ヒスタミン成分の鼻炎薬として、「眠くなりにくい」ことを特徴として案内しています。

ただし、眠気が絶対に起こらないという意味ではありません。

PMDAに掲載されているロラタジン錠Vの添付文書でも、服用後の乗物または機械類の運転操作について注意が記載されています。

服用後に眠気などを感じた場合は、自動車の運転や危険を伴う機械の操作を避けてください。

ロラタジンとほかの抗ヒスタミン成分の違い

市販の鼻炎薬には、ロラタジン以外にもさまざまな抗ヒスタミン成分が使われています。

例えば、クロルフェニラミンマレイン酸塩、セチリジン塩酸塩、エピナスチン塩酸塩などがあります。

これらはすべて同じ成分ではなく、服用回数や眠気などの注意点も異なります。

成分 主な用途 特徴
ロラタジン アレルギー性鼻炎など 第二世代抗ヒスタミン成分
クロルフェニラミンマレイン酸塩 鼻炎・アレルギー症状など 市販薬に幅広く使用される抗ヒスタミン成分
セチリジン塩酸塩 アレルギー性鼻炎など 第二世代抗ヒスタミン成分
エピナスチン塩酸塩 アレルギー性鼻炎など 第二世代抗ヒスタミン成分

市販薬を選ぶときは、「抗ヒスタミン成分ならどれでも同じ」と考えず、服用回数、年齢制限、眠気などの注意事項を確認しましょう。

クロルフェニラミンマレイン酸塩とは?市販薬に使われる抗ヒスタミン成分の特徴・眠気などの注意点

ロラタジンを使うときの注意点

ほかの抗ヒスタミン薬との重複に注意

ロラタジンを服用している間は、ほかのアレルギー用薬や抗ヒスタミン成分を含む内服薬との併用に注意が必要です。

PMDAに掲載されているロラタジン錠Vの添付文書では、ほかのアレルギー用薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬などを服用しないよう記載されています。

風邪薬、鎮咳去痰薬、乗物酔い薬などにも抗ヒスタミン成分が含まれることがあるため、ロラタジンと一緒に使用する場合は成分を確認してください。

15歳未満は使用できない製品がある

市販のロラタジン製剤には、15歳未満の小児を対象外としている商品があります。

例えばPMDAに掲載されているロラタジン錠Vでは、15歳未満の小児は服用しないよう記載されています。

年齢制限は商品によって異なる場合があるため、購入時には必ず商品の添付文書を確認してください。

妊娠中・授乳中は相談する

妊娠中や授乳中など、服用について判断に迷う場合は、自己判断で使用せず、医師、薬剤師などに相談してください。

ほかの薬を服用している場合は確認する

ロラタジンを配合した市販薬には、併用を避ける必要がある薬が記載されている製品があります。

PMDA掲載のロラタジン錠Vでは、エリスロマイシンやシメチジンなどが併用しない薬として記載されています。

処方薬を服用中の場合は、市販の鼻炎薬を購入する前に薬剤師へ相談すると安心です。

ロラタジンを含む市販薬はどう選ぶ?

ロラタジンを含む市販薬を選ぶときは、まず症状と使用する人の年齢を確認しましょう。

  • 花粉やハウスダストによる鼻水・くしゃみがある
  • 鼻づまりもある
  • 1日1回タイプを選びたい
  • 15歳以上である
  • ほかの薬を服用していないか確認する

また、鼻炎薬にはロラタジン以外の抗ヒスタミン成分を配合した商品や、点鼻薬などもあります。

鼻水・くしゃみ・鼻づまりのどの症状が強いのか、服用回数、眠気などの注意点を確認して選ぶことが大切です。

風邪による鼻水なのか、花粉やハウスダストなどによるアレルギー性鼻炎なのかによっても、選ぶ薬は変わります。

鼻炎薬と風邪薬の違い|鼻水・くしゃみにはどちらを選ぶ?

ロラタジンについてよくある疑問

ロラタジンは何の薬?

ロラタジンは、アレルギー症状を抑えるために使用される第二世代の抗ヒスタミン成分です。

市販薬では、花粉やハウスダストなどによるアレルギー性鼻炎の鼻水・鼻づまり・くしゃみを緩和する目的で使用されています。

ロラタジンは眠くならない?

ロラタジンを配合した市販薬には「眠くなりにくい」と案内されている商品がありますが、眠気がまったく起こらないわけではありません。

服用後に眠気などを感じた場合は、自動車の運転や危険を伴う機械の操作を避けてください。

ロラタジンと風邪薬は一緒に飲める?

風邪薬には抗ヒスタミン成分が含まれている商品があります。

ロラタジンを服用中に別の抗ヒスタミン成分を含む風邪薬を使用すると、成分が重複する可能性があります。

自己判断で併用せず、商品の添付文書を確認するか、薬剤師に相談してください。

ロラタジンは花粉症に使える?

ロラタジンを配合した市販薬には、花粉などによるアレルギー性鼻炎の鼻水・鼻づまり・くしゃみを効能・効果とする商品があります。

使用する商品ごとに効能・効果や用法・用量を確認してください。

まとめ

ロラタジンは、花粉やハウスダストなどによるアレルギー性鼻炎の症状に使用される第二世代の抗ヒスタミン成分です。

市販薬では、鼻水・鼻づまり・くしゃみを緩和するアレルギー専用鼻炎薬に配合されています。

1日1回服用するタイプがあり、「眠くなりにくい」と案内されている商品もありますが、眠気がまったく起こらないわけではありません。

また、風邪薬などにも抗ヒスタミン成分が含まれている場合があるため、ロラタジンとの併用には注意が必要です。

市販の鼻炎薬を選ぶときは、症状だけでなく、年齢、服用回数、ほかに使用している薬なども確認して、自分に合った商品を選びましょう。

参考資料

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