このページを見ているあなた自身、あるいはあなたの身近な方で、生活の中で気疲れしやすい、生きづらいなと感じている方はいませんか?そんなあなた(あの人)はHSPかもしれません。
もしかすると自分(あの人)は鬱じゃないか、と考えているかもしれません。しかし、繊細な心だからといって、それはイコール鬱であるとは限りません。
HSPとはHighly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略で、日本語では『(生まれつき感受性が強く)敏感な気質を持った人』という意味になります。
ここではHSPについて解説をしていきます。
HSPの概要
HSPは人口の約20%、おおよそ5人に1人が持っているとされています。病気だと捉えている方もいるかもしれませんが、これは病気ではなく気質です。性格、個性のようなものです。
繊細さは生存本能である生き残るための戦略の一つであると考えられているため、病気とは区別されています。
また人間のみならず、犬や猫、鳥、魚、その他100種類以上の動物にも見られる気質です。
繊細という言葉は心などに使われる言葉ですが、HSPの方は心だけでなく、音や匂いなどにも敏感に反応します。そして他人の感情を自分の感情のように感じたりもします。
HSPは先天的なものか、後天的なものか
冒頭でも言っていますが、HSPは生まれつきその人、あるいは生物が持ち合わせている性質なので後天的に身に付いたりしません。
HSPの歴史
そもそもHSPとは心理学者のエレイン・アーロン博士によって提唱された概念です。
この概念が提唱されたのは1990年代。まだまだ歴史が浅いため、誤った情報認識をしている場合もあります。
HSPであるかどうかのチェック方法
HSPは発達障害と混同されることもあります。
その原因として、発言までに時間がかかることもあるため自閉症スペクトラム症の特徴と類似しているからです。
HSPの特徴について
こちらはHSPの特徴について解説しています。
自閉症とHSPの違いについてはこちら