誤読:のみだい
出納帳、出費項目、会費などを記載する際に使われるこちらですが、『のみだい』と読まれる頻度はとても高いのではないでしょうか。
よみ:のみしろ
酒を飲む代金。酒代(さかだい)。
本来の読み方はこちらです。
しかし、現代の日本語でどちらが通じるのか、
というと、『のみだい』であり、『さけだい』ですよね。
本来の読み方を知っておくことも大切ですが、慣用的に通じる言葉の読み方を知っておくこともコミュニケーションを取る上では大切です。
しかし、辞書によっては意味は同じでも読み方は『のみしろ』しか記載されていない場合もあります。意味を調べる時には本来の読み方が必要なこともあります。
どちらも不要ではないし、どちらも必要ではないかもしれませんが、どちらも覚えておくと困りにくいとは言えるでしょう。
例
・付き合いが多かったので今月の飲み代は10万円を超えそうだ。
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