よみ:せいきょ
死の尊敬語で、基本的に身内以外が亡くなった時に使用します。
逝去自体が既に尊敬語なので、本来は『ご逝去』という言い方をすると二十敬語になってしまいます。しかし慣習的に使っている場合もあり、遺族への敬意を表す際には使用しても悪く思われることは少ないでしょう。
ニュースやその他文章上は”逝去した(された)”や”死去した”と言うことが多いでしょう。
誤読:いきょ
普段から死という言葉を亡くなることを”逝く-いく-”と読むことから”いきょ”と読まれることがあるようです。
故人に対する発言の場となりますので、なるべく言い間違いのないようにしたいですね。言葉遣いに自信のない場合は簡単な言葉でも亡くなった方への言葉や気持ちは十分伝わると思います。
ここでは正確な読み方なども伝えていますが、ことばの一番大事な部分は相手に伝えることです。相手に伝わればことばとしての役割は果たせています。
例
・昨夜逝去された。
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