SDGsって初めて聞いた?
正式名称をSustainable Development Goalsといい、日本語になおすと【持続可能な開発目標】です。もう少し細かい表現もありますが、一言でいうとこうです。 ここではSDGsについて、詳しく解説します。
SDGsとは一体何?
持続可能な17のゴールと169のターゲットを定めたもので、ミレニアム開発目標(MDGs)の後継として2015年の国連サミットで加盟国の全会一致で採択されたものです。
国連サミットで決められた、地球上の誰一人として残さない、発展途上国も、先進国自身も取り組むべき環境や人間同士、他の生物とのかかわり方、あるいは生活や人生の豊かさについてある一定の水準を目標にみんなで助け合おうというものです。
後で出てきますが、初めて見た方からすれば、日本に住んでいたらあり得ないと思うことも目標に含まれているでしょう。皆さんが普通だと感じていることも、世界の平均的な視点から見ると、大変恵まれた環境であることを改めて実感できるのではないでしょうか。
毎日、何時間も歩いて飲み水を汲んでいる小学生程度の年の子も世界にはいるのです。勉強よりもまずは、生きるために必死な人もたくさんいます。 そんな格差や、あるいは様々な差別をなくし、みんなで生きやすい世界にしていきましょう。
そのためには、人類だけでなく、環境や、他の生物にとっても生きやすい地球にしていく必要性があります。 以下、17のゴールについて解説していきます。
SDGsのマークが意味する17の目標
各目標について解説していきます。また、各目標に設定されているゴールについても解説していきます。
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう