スイートテンダイヤモンドとは一体何?
「スイートテンダイヤモンド」という言葉を聞いたことはありますか?
スイートテンダイヤモンドとは、結婚10周年の記念に、夫から妻へダイヤモンドを贈るという日本で広まった習慣・プロモーションを指す言葉です。
欧米などでは、結婚記念日にダイヤモンドを贈ること自体はありますが、「結婚10周年=ダイヤモンド」という形で広く知られるようになったのは、日本のジュエリー市場におけるプロモーションの影響が大きいとされています。
スイートテンダイヤモンドと呼ばれるようになったわけ
「スイートテンダイヤモンド」を語るうえで欠かせないのが、ダイヤモンド会社のデビアス(De Beers)です。
デビアスは、長年にわたってダイヤモンドの販売促進やマーケティングを行ってきた企業です。
デビアスのマーケティングでは、企業名やブランドそのものを前面に出すのではなく、ダイヤモンドそのものの価値や意味を伝える広告が展開されてきました。
その代表的なキャッチコピーとして知られているのが、
- 「ダイヤモンドは永遠の輝き」
- 「婚約指輪は給料の3か月分」
などです。
こうしたプロモーションによって、ダイヤモンドと結婚や記念日を結びつけるイメージが日本でも広く浸透していきました。
デビアス社が行った10周年のプロモーション
スイートテンダイヤモンドは、結婚10周年という節目にダイヤモンドを贈るという日本向けのプロモーションによって広まったとされています。
「思い出の数だけ輝きを重ねて」というメッセージとともに、10周年の記念としてダイヤモンドを贈るという提案が行われました。
特に、10個のダイヤモンドをあしらったジュエリーが結婚10周年の記念品として紹介され、「10周年にはダイヤモンドを」というイメージが広がっていきました。
そのため、スイートテンダイヤモンドは、昔から日本に存在していた伝統的な風習というよりも、ダイヤモンド業界のマーケティングによって日本で広く知られるようになった記念日の習慣と考えると分かりやすいでしょう。
スイートテンダイヤモンドは必ず10個のダイヤモンドなの?
「スイートテンダイヤモンド」という言葉から、「10個のダイヤモンドを贈らなければならない」と思う方もいるかもしれません。
しかし、現在では結婚10周年の記念にダイヤモンドを贈ること自体を、広くスイートテンダイヤモンドと呼ぶことがあります。
10個のダイヤモンドを使ったネックレスや指輪などのジュエリーだけでなく、1粒のダイヤモンドを使ったジュエリーを10周年の記念品として贈るケースもあります。
大切なのは、結婚10周年という節目に、これまでの感謝やこれからも一緒に過ごしたいという気持ちを込めて贈ることです。
スイートテンダイヤモンドは日本独自の文化?
「結婚10周年にダイヤモンドを贈る」という意味で使われるスイートテンダイヤモンドは、日本のダイヤモンド市場におけるプロモーションによって広く定着した習慣です。
そのため、昔から世界共通で行われてきた結婚記念日の伝統というわけではありません。
結婚10周年は夫婦にとって大きな節目の一つです。スイートテンダイヤモンドという言葉をきっかけに、夫婦で記念日を祝うという楽しみ方が広がっています。
まとめ
スイートテンダイヤモンドとは、結婚10周年の記念にダイヤモンドを贈るという、日本で広まった習慣・プロモーションです。
10個のダイヤモンドを使ったジュエリーが代表的ですが、必ず10個でなければならないというものではありません。
結婚10周年という節目に、これまでの感謝を込めてダイヤモンドを贈るというのが、スイートテンダイヤモンドの基本的な考え方です。


