使い捨てのストローを減らすために、紙や竹、ステンレスなどを使った「エコストロー」が販売されています。
エコストローにはさまざまな種類があり、素材によって使い勝手や手入れの方法も異なります。
「環境に配慮したストローを使いたいけれど、どれを選べばいいのか分からない」という人は、素材だけでなく、繰り返し使いやすいか、洗いやすいか、持ち運びやすいかまで考えて選ぶことが大切です。
この記事では、紙・竹・ステンレスなどのエコストローの特徴を比較し、繰り返し使えるマイストローの選び方を紹介します。
エコストローとは?
エコストローとは、一般的に使い捨てのストローを減らす目的で使用されるストローのことです。
竹やステンレス、シリコンなどを使った繰り返し使用できるストローは、マイストローとして持ち歩くことができます。
一方、紙などを使ったストローには、1回の使用を前提とした商品もあります。
そのため、「エコストロー」といっても、すべての商品が同じ特徴を持っているわけではありません。
環境への負荷を考える場合も、素材だけで判断するのではなく、製造から使用、洗浄、廃棄までを含めて考える必要があります。
エコストローにはどんな種類がある?
エコストローには、主に次のような種類があります。
| 種類 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 紙ストロー | 軽く、使い捨てを前提とした商品が多い | 洗浄や持ち運びをしたくない人 |
| 竹ストロー | 天然素材で、独特の風合いがある | 自然素材を使いたい人 |
| ステンレスストロー | 丈夫で繰り返し使いやすい | 長く使えるものを選びたい人 |
| シリコンストロー | 柔らかく、口当たりが比較的やさしい | 硬い素材が苦手な人 |
| ガラスストロー | 飲み物の風味を邪魔しにくく、見た目も特徴的 | 自宅で使いたい人 |
この中でも、マイストローとして長く使うことを考えるなら、竹やステンレスなどの繰り返し使えるタイプが選択肢になります。
紙ストローの特徴
紙ストローは、使い捨てのプラスチックストローの代替品として広く知られているタイプです。
軽量で、使用後に洗って保管する必要がないことがメリットです。
一方で、紙でできているため、水分に長時間触れると柔らかくなったり、使用感が変わったりする商品があります。
また、紙ストローは基本的に繰り返し使用するものではありません。
「マイストローを持ち歩いて繰り返し使いたい」という目的なら、竹やステンレスなどの再使用可能なストローのほうが用途に合いやすいでしょう。
竹ストローの特徴
竹ストローは、竹を加工して作られた天然素材のストローです。
ステンレスなどの金属製とは異なり、竹ならではの色や木目があるため、自然素材の製品を好む人に向いています。
商品によっては複数本セットになっており、専用の洗浄ブラシやケースが付属するものもあります。
ただし、竹は自然素材なので、製品ごとに色や形などに個体差があります。また、使用後はきちんと洗浄・乾燥して保管することが重要です。
mana. 竹ストロー 5本セット
竹ストローを複数本まとめて使いたい人向けの商品です。
竹製ストロー5本に、洗浄ブラシとバッグがセットになっています。
1本だけを持ち歩くのではなく、自宅用と持ち歩き用を分けたり、複数本を使い分けたりしたい場合にも使いやすいセットです。
一方で、竹製なので、ステンレス製のような均一な質感とは異なります。自然素材ならではの風合いを楽しみながら使いたい人に向いています。
ステンレスストローの特徴
ステンレスストローは、金属製のため丈夫で、繰り返し使いやすいことが特徴です。
竹製品のような個体差が少なく、洗浄して長く使いたい人にも向いています。
一方で、金属製なので、冷たい飲み物では飲み口が冷たく感じることがあります。
また、ストローの内部までしっかり洗えるよう、専用ブラシが付属している商品を選ぶと使いやすくなります。
ZOKU ポケットストロー
ZOKU ポケットストローは、ステンレス製のストローを伸縮させて使えるタイプです。
伸ばした状態では約23cm、縮めてコンパクトに収納できるため、持ち歩きやすいことが特徴です。
飲み口にはシリコンが使われており、ステンレスが直接口に触れるタイプとは異なります。専用ケースとクリーニングブラシも付属しています。
「外出先で使うためのマイストローが欲しい」「バッグの中でかさばるのは避けたい」という人に向いています。
和平フレイズ 燕研磨ファクトリー ステンレスストロー ME-7159
ME-7159は、金属加工で知られる燕の研磨技術を生かしたステンレスストローです。
本体はステンレス鋼で、飲み口部分をなめらかに仕上げた形状になっています。また、ストロー内部を洗うための専用ブラシが付属しています。
ZOKUのような伸縮機能はありませんが、構造がシンプルなので、持ち運び時のコンパクトさよりも、シンプルなステンレス製ストローを使いたい人に向いています。
和平フレイズ 燕研磨ファクトリー ステンレスストロー ME-7159を購入する場合
商品情報や用法・用量などを確認できます。
※価格・在庫・販売条件などは販売サイトでご確認ください。
エコストローは素材だけでなく「使い続けやすさ」で選ぶ
エコストローを選ぶとき、「竹だから環境に良い」「紙だから環境に良い」というように、素材だけで判断するのはおすすめできません。
繰り返し使うタイプでも、使用回数が少なければ、製造や洗浄などにかかる環境負荷を十分に補えない場合があります。
そのため、環境への配慮を目的としてマイストローを選ぶ場合は、実際に何度も使い続けられる商品かどうかも重要なポイントになります。
エコストローを選ぶときのポイント
持ち歩くなら収納性を確認する
外出先で使うなら、ストローそのものの長さだけでなく、収納したときのサイズも確認しましょう。
伸縮式のZOKU ポケットストローのように、コンパクトに収納できるタイプなら、バッグなどに入れて持ち歩きやすくなります。
洗いやすさを確認する
繰り返し使うストローでは、内部まできちんと洗えることが重要です。
ストローは内部が細長いため、通常の食器用スポンジだけでは内部を洗いにくいことがあります。
そのため、専用の洗浄ブラシが付属している商品を選ぶと、お手入れしやすくなります。
素材の特徴から選ぶ
自然素材の風合いを重視するなら竹製、丈夫さや長期使用を重視するならステンレス製など、素材による違いから選ぶ方法もあります。
ただし、どの素材にもメリットと注意点があります。
「環境に良さそうだから」という理由だけで選ぶのではなく、実際に自分が使い続けられるかを考えることが大切です。
使用する飲み物に合わせる
飲み物によっては、ストローの太さも使いやすさに影響します。
水やお茶などを飲むだけなら一般的な太さのストローでも使いやすいですが、スムージーやシェイクなど、とろみのある飲み物を飲む場合は、太めのストローが適しています。
購入前に商品の直径や内径などを確認しておきましょう。
3つのエコストローを比較
| 商品 | 素材 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ZOKU ポケットストロー | ステンレス+シリコン | 伸縮してコンパクトに収納できる | 外出時に持ち歩きたい人 |
| mana. 竹ストロー 5本セット | 竹 | 5本セットで自然素材 | 竹製品を使いたい人・複数本欲しい人 |
| 燕研磨ファクトリー ME-7159 | ステンレス | 日本製・ブラシ付き・シンプルな形状 | シンプルなステンレス製を使いたい人 |
3商品は、同じ「エコストロー」でも使い方が異なります。
外出先で持ち歩くことを重視するならZOKU、自然素材を使いたいならmana.、シンプルなステンレス製を選びたいならME-7159というように、自分がどのような場面で使うのかを基準にすると選びやすくなります。
自分に合ったエコストローの選び方
ここまで紹介した内容を踏まえると、エコストローは「どの商品が一番エコなのか」だけで決めるのではなく、自分が実際に使い続けられるかを基準に選ぶのがおすすめです。
例えば、外出先で飲み物を買うことが多く、バッグに入れて持ち歩きたいなら、収納性の高いZOKU ポケットストローが候補になります。
自然素材のストローを使いたく、複数本を使い分けたいなら、mana. 竹ストロー 5本セットが選択肢になります。
持ち運び時のコンパクトさよりも、シンプルなステンレス製ストローを長く使いたいなら、燕研磨ファクトリー ME-7159が候補になります。
このように、「環境に良さそうな素材」から選ぶのではなく、「自分が何度も使いたくなる商品」から選ぶことで、マイストローを継続して使いやすくなります。
まとめ
エコストローには、紙・竹・ステンレス・シリコン・ガラスなどさまざまな種類があります。
環境への配慮を目的として繰り返し使えるマイストローを選ぶなら、素材だけを見るのではなく、持ち運びやすさ・洗いやすさ・耐久性・飲み物との相性など、自分が実際に使い続けられるかを考えることが大切です。
今回紹介した3商品では、それぞれ特徴が異なります。
- ZOKU ポケットストロー:伸縮してコンパクトに収納できるため、外出先に持ち歩きたい人向け
- mana. 竹ストロー 5本セット:竹の自然な風合いを楽しみながら、複数本を使いたい人向け
- 燕研磨ファクトリー ME-7159:シンプルなステンレス製ストローを使いたい人向け
つまり、エコストロー選びでは「竹とステンレスのどちらが環境に良いか」といった素材だけの比較ではなく、自分の使い方に合っていて、実際に繰り返し使える商品かという視点が重要です。
持ち歩くなら収納性、毎日使うなら洗いやすさ、自然素材を重視するなら竹、丈夫さやシンプルさを重視するならステンレスというように、自分の優先したい条件から選んでみてください。
せっかくマイストローを購入するのであれば、買っただけで終わらせるのではなく、普段の生活で無理なく使い続けられるものを選ぶことが、結果として使い捨てストローを減らすことにもつながります。


