よみ:いわゆる
俗に言うなど、名詞を修飾することばです。
いわば、要するに、など類似した意味を持つ言葉もいくつか存在します。
誤読:しょせん
頭の文字が“所”で被っているからか、“いわゆる”も“しょせん”も使い方が似ていることも相まってか、“しょせん“と言われることがあるようです。
所詮、という表現は指している言葉を良い意味では表現していないニュアンスですので、できれば正しく”いわゆる“と読めるといいですね。
しかし、”謂“という漢字も常用漢字ではないので、いきなり漢字で出てきた時は読み方に困ったという方も多いのではないでしょうか。
私は”しょい“と読んだことがあります。辞書にも載っていたので、100%読み方が間違っているわけではなさそうですが、基本的には”いわゆる“と読むのでしょう。
また、言葉の意味を知った後では友人との会話で”しょい“と言うことで隠語のようにことばを伝える時に使ったりしたこともあります。伝えたい内容が伝わることが大事なので、これは言葉遊びとして楽しかったです。
例
・彼は所謂成功者だ。
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