よみ:ざめつ
外部から強い衝撃や圧迫されることによって筋肉や内臓器官など内部組織が損傷、破壊されること。挫滅創。挫創。挫傷。
開放性損傷を挫創といい、非開放性損傷を挫傷といいます。挫滅創は挫創の中でも高度な組織損傷を指します。交通事故や労働災害で起こりやすい症状です。
創部は汚染していることも多いため、感染症リスクや治癒の遅れにも関係があるため程度に合わせて初期治療には患部洗浄や抗生剤の使用を行います。
患部に砂利が残ると傷が青黒く残りやすくなる(外傷性刺青)ため、異物除去を可能な限り早く行うことで傷が残るリスクを減らすことができます。
皮膚のみの怪我ではおさまらず、骨折や神経損傷など深度の高い怪我であることが多い傾向にあります。皮下組織まで拡大した損傷がある場合には化膿や血腫、酷い時には細胞の壊死なども発生し、より治りが遅くなったり傷跡も残りやすくなるため早い治療、縫合など合わせて形成外科治療が必要となります。
例
・脳挫滅。全身挫滅。
・挫滅により組織が壊死した。
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