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【Z世代】ジェネレーションZ?名前の由来・意味・定義は?ミレニアル世代・Y世代・X世代・α世代との違いと比較

解説

Z世代ってよく聞くけど何?

Z世代という言葉、聞いたことありませんか?

Z世代というのは、日本やアメリカでマーケティングや経済など年代別の切り分け方をする際に使うことばで、主に1990年代中盤以降から2010年頃までに生まれた世代をいいます。

沈黙の世代や団塊の世代という言葉の方が浸透しているかもしれません。

 

Z世代の語源や由来

Z世代の語源は、X世代という言葉からきています。まずはX世代について説明します。

ジェネレーションX、X世代という言葉を聞いたことはありませんか?世界的に有名な書籍でもあるため、【ジェネレーションX】という単語は知っている、という方は少なくないでしょう。

その次の世代はジェネレーションY(ミレニアル世代)、そして、Z世代と、世代が次に移るとアルファベットも1つづつ次の文字へ移っていきます。最近では次のα世代という言葉も存在しています。

ジェネレーションX、X世代とはどんな世代?

X世代は1960年代のケネディ政権頃から1970年代の終わり、ベトナム戦争終戦後頃に生まれた世代です。

ジェネレーションXとは、カナダの作家、ダグラス・クープランドの著書【ジェネレーションX-加速された文化のための物語たち-(Generation X:Tales for an Accelerated)】(1991)から由来しています。

 

Z世代の特徴

2007年に初代iPhoneが発売された背景から、Z世代は物心ついた時には既にデジタルデバイスやスマホが身のまわりにあり、デジタルネイティブ、SNSネイティブ、スマホネイティブといわれています。

2010年前後には小さな子どもがスマホやタブレットなどを持ち、動画やゲームで楽しんでいました。それが社会問題となり、ニュースで取り上げられたりしていましたね。

 

Z世代は空き時間などは主にインターネットで時間を過ごす傾向にあり、メールやSNS、写真共有アプリのInstagramなどを主な交流手段としています。他にも、Snapchatといった写真の共有に制限を設けることのできるプライバシーを重視しているZ世代には支持されるアプリもあります。

しかし、その反対にX(旧Twitter)やFacebookなどの利用率は他の世代に比べて低い傾向となっています。また最近ではLINEよりもInstagram内でメッセージをやりとりする方法が主流となりつつあります。

LINEだと電話番号など個人情報を知らせる可能性もありますが、Instagramではアカウントの交換ので連絡が取れることから連絡手段としてのハードルが低いようです。

 

Z世代の働き方

Z世代の働き方に対する考えは、ミレニアル世代と近い性質を持っているということです。

1つ前の世代と近い考え方を持っているというのは時代の流れに合わせて働き方に対する考え方が移り変わったともいえるでしょう。

Z世代は、ミレニアル世代と近い考えを持ちつつも、その中で自分自身というものに対して個々で答えを持っています。

一番の傾向としていえるのは、給与やプライベートを犠牲にするなどしてまでキャリアを求めてはいないということです。

 

様々な働き方に抵抗がない

今までの日本では同じ会社に勤め、定年を迎えてまとまった退職金をもらう、というのがいい人生の歩き方であり、見本である。

その道を選ことが正しくて、それ以外の生き方は正しくない、というような認識の方が多かったと思います。

現代の考え方では、ずっと一ヵ所に拘って成長できない、自分の未来のビジョンを描けないという時には転職、あるいは副業などで新しい自分の可能性を探すことや、資格を取得することに対して意欲的であるなどの特徴があります。

 

安定感を重視する

就職している企業との安定性も考えてはいますが、まずは自分自身が安定していられるか、などを優先順位の中でも上の位置に置いて考えています。

格好いい仕事だからやりたい、それだけではその仕事に就こうとする行動に至るには薄い動機です。

それぞれ個人が持つキャパシティなども考慮しつつ、就労に対して堅実に考えています。

個人の価値観を認め、安定性や公平性に重きをおいています。きっちりとできることはできるといった評価を望んでいます。大きな会社の中では何年目だとこれぐらい、というよりも、個人としての資質や向き不向き、あるいはできることの幅なども差があるため、その差に対する評価を期待しています。

 

プライベートを大切にする

仕事とプライベートを両立しつつもプライベートの充実を大切にしています。

近年ではリモートワークのように働き方も変化が見られます。

時間帯などでセグメントし、オンとオフの混同を避けるようにしているといった時代にきています。

フレックス制度のコアタイムや、リモートワークの浸透によって、自宅にも仕事を持ち込む環境となり、より一層自己管理の必要性が出てきました。

会社に行ってやらなければいけない仕事をする、という指示を待ったりしているだけではこれからの時代は生き抜いていけないでしょう。

本当にプライベートを大切にすることができて、仕事でも結果を出せる形を現代社会では模索しています。Z世代はその答えに近い場所にいるように感じます。

 

仕事にも最新のシステム導入をしたいと考えている

今までは最新のゲームやiPhoneなど最新テクノロジーは遊びの中にあり、エンターテインメントの一部や延長線上から外れることはありませんでした。

しかし社会人になると、ZOOM会議のように新しいコンテンツを取り入れる事態も起こります。

そういった時にも積極的に導入に向き合っていける世代です。

 

オープンなコミュニケーションを求める

SNSネイティブである彼らはX(旧Twitter)やInstagramなどの投稿に対するレスポンスのようにオープンな評価を行い、また評価されてきました。また、タイムラグも少なく自分の考えが賛同を得られるか、確認できる環境にいました。

問題に対する取り組み方に対しても、SNSで発言した際にはすぐにリアクションがあったようにフィードバックを期待しています。

良い評価も悪い評価も、どちらに対してもよりはやい回答を得ることで次への改善をいちはやく取り組めるでしょう。

 

幼少期の頃から、宿題などに関してもオンラインの設問だと回答するとすぐに答えが出てきて、さらに間違っていた場合にはなぜ間違いなのかといった、正解への道筋がすぐにわかるようになっています。

就職活動における面接の結果ですら、その場でマネージャーなどからフィードバックをもらいたいと考えている就活生もいます。自己の改善をすぐに行おうとしている考えはとても素晴らしいと思います。

 

【まとめ】Z世代とは

ネットなど、リアルタイムだけの時間・場所のみでは得ることのできなかった人間関係と情報量の多さによって、よりよい改善などをその場でする力をもっている若い力といえます。

また、経済的にも不安定な時期に幼少期を過ごしてきたことで、堅実な仕事をして、自分を安定させようという考えの方が多い傾向にあります。

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