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森林認証とはどんな制度?

解説

毎日生活のシーンに登場する紙ですが、紙は木からつくられていることはご存じかとおもいます。

中には非木材パルプなど、木以外からつくられている紙もありますが基本的に紙は木材からつくられています。

地球上には多くの資源が存在していますが、木もそんな資源のひとつです。そして、現在森林の多くが時間の経過とともに失われています。

5年で日本の1/4に相当するとも、毎分東京ドーム2個分ともいわれる面積の森林が地球上からなくなっています。

それを食い止め、また長期的に森林資源を使用できるようにするために森林認証制度を設けて資源の有効活用をはかっています。

森林認証の種類

森林認証にはいくつか種類があります。

世界の様々な機関が森林保護を目的として作った認証制度で、それぞれ適用が異なりますが目的は森林を守ることです。

それぞれの機関が森林を守るべく行動しており、また相互承認する形で各国・各地で森林保護や木材の管理を行っています。

PEFC認証

PEFC森林認証プログラム、Programme for the Endorsement of Forest Certification schemesの略。

設立時はPan Europian Forest Certificationといい、ヨーロッパ11カ国の認証組織が設立しました。

世界統一規格などはありませんが、 2000年ごろから世界中に波及しています。約150ヵ国が支持する森林認証制度。

日本における審査・認証基準はモントリオールプロセスがベースになっている。

国別で基準が異なることから規格基準に統一性が欠けるといわれている。

 

※モントリオールプロセス→温帯林及び寒帯林の保全と持続可能な経営の基準・指標。12ヵ国が加盟

 

FSC認証

国際的に統一された森林認証で、地域や森林タイプに適応できる原則基準があり、木材の輸出業者が取得することが多い。

森林管理の原則と基準を、国と地域レベルに応じてナショナルスタンダードにしようとするプロセスもある。

 

FM認証

森林が責任を持って管理されているかどうか、を審査認証する

 

COC認証

認証木材から集積された認証材が消費者の手に届くまでの加工・流通過程を認証する

 

 

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