よみ:じゅうはんしゅったい
重版した印刷物ができあがり、販売すること。
重版は既に出版済みの印刷内容を一部修正や加筆をして再び出版することです。
混同されやすい単語として、増刷は同じ内容、同じ版で印刷すること、単に印刷部数を増やすことを指します。
重版は誤植の修正、情報の更新など小規模な修正を指しますが、改訂は内容を大幅に変更し新しい書籍として扱うこともあります。
誤読:じゅうはんでき
『出来』は本来-しゅつらい-と読まれていましたが、音変化で-しゅったい-と読まれるようになりました。
しかし『出来る』や『出来栄え』など『出来』を-でき-と読むことが一般的な語句が多いため、-じゅうはんでき-と読まれることがあります。
また、出版業界の語句ですが、会社によって、あるいは現場では-じゅうはんでき-と読む場合がある、しかし、それはわざとそう読んでいる場合なども含まれています。
例
・重版出来された書籍が本屋に並んでいる。
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