解説

誤読：やくむ”役”の文字は「やく」とも「えき」とも読みます。音も似ていて混同されていて、「やく」と読む語が多いなど他の語句の読み方などから推測されてしまい、誤読に繋がります。よみ：えきむ・公的な仕事・他人のために行う労働、労務、サービス形の...

誤読：へいじん「仄」という字を日常的にあまり見ないため、当て字で「へいじん」と読んでしまう傾向にあるようです。よみ：ひょうそく・漢詩の発声で平声（へいせい）と仄声（そくせい）を意味する言葉。美しい詩とするには規則に従った発声が音調のバランス...

誤読：ぶんる『文』の文字は”文章”や”構文”といった使用になることが多く、『ぶん』と読む文字だと判断され、当て字として読まれることで誤読になってしまいます。よみ：かざる・見かけを立派に、または美しく見せるようにすること・表面を繕って実際より...

誤読：おもんばかる現代では許容、どちらも読みとして誤りではないとされていますが『おもんばかる』はNHKでも第二推奨形としています。よみ：おもんぱかる思量する、という意味で使われます。元々の読みでは、『思い・量る』→『おもいはかる』と読まれて...

誤読：きじゃく『脆』の中に『危』という字が含まれていることから、”きじゃく”と読まれることがあります。『脆』という漢字は常用外漢字のため、いきなり出てきてもすぐに読むことができません。そのため、日常的に見る漢字に置き換えて読んで（ませて）し...

誤読：しょうる・ぞうる”しょう”や”ぞう”と読まれることが一般的であり、また『象る』という言葉は文学的・比喩的な表現で使われることが多いです。よみ：かたどる形を真似る、形を写し取る。『形象化して表す』『象徴する』という意味合いでもあるため、...

誤読：じゆ『自由』と字形が似ているため、語尾の”う”を落として”じゆ”と誤読してしまう。よみ：じゆう物事がそうなった理由・事情。行動・判断などの根拠や原因。『理由』とほぼ同義ですが、事務文書や法令文では『事由』が用いられることが多い。例・事...

誤読：きゅうす音読みの”きゅう”から誤読されることが多いです。よみ：ただす誤りや不正を問いただして是正する。道筋を明らかにする。といった古風で、書き言葉的用法であることが多い。例・誤りを糺す他の間違いやすい日本語の読み方一覧はこちら

誤読：まんえんする『蔓延』という語句が日常的に使われているため混同されて誤読に繋がっています。よみ：はびこるつるや草などの植物が四方に伸びること。好ましくないものが勢力を伸ばしていること。例・雑草が庭中に蔓延っている。・不正が社会に蔓延って...

誤読：せんら古典や文語で使われる漢字語です。【専門】や【専属】など、”せん”と読むことが多いため、誤読や読み方がわからないままになってきました。よみ：もっぱらもっぱら、ひたすら、主として。特定の対象・事柄に偏っているさま。例・近年は専らイン...