Adobe Stock(アドビストック)でコントリビューターとして各種素材データ素材の作成・投稿を始めて二年近く経ちました。
現在はベクターを中心に300点ほど審査通過しています。
ダウンロード件数はこれだけで生活できるという段階には程遠く、まだまだ趣味の域を超えないレベルですが、人気データのダウンロードはそれなりに順調に数字を積み重ねています。
AdobeStockから素材データを検索してダウンロードしたことがある方ならお分かりかもしれませんが、あんな莫大なデータ量の中から私の作品を見つけて、しかもダウンロードしてくださるだけで素晴らしい縁があったと考えています。
これからも細々とですがデータ作成を続けていきたいと思います。
話がずれてしまいましたが、本題の無料コレクションオファーについてお話します。
突然、Adobeからこのようなメールが届きました。
内容は期日までに現在アップロードされているコレクションの中から無料コレクションへノミネートします。見事選ばれると他のユーザーにクレジット不要でダウンロードできるようになるといったものでした。
普段コレクションから各ユーザーが契約しているクレジットを使用してダウンロードしてもらうことでデータをアップロードしているコントリビューターは収益をいただけるというのがAdobeStockのシステムです。
ところが無料コレクションに追加されるとダウンロード件数はカウントされず、収益も発生しません。
では、無料コレクションにノミネートするメリットなんてないのでは?と思うかもしれませんが、無料コレクションに追加されると一件につき$5の報酬をAdobeが先払いする、というのです。
無料コレクションへ選出されると一年間の間コレクション追加されたままになります。考え方としては$5でその作品をAdobeにレンタルする、というニュアンスが近いでしょうか。
つまり一年間で$5以上の収益の見込みがある素材であればノミネートせず、$5未満の収益発生しか期待できないのものは全てノミネートしてしまえばいいわけです。
よくダウンロードされている作品の中には$5以上収益の上がっているものもありますが、$1や$1もいかないものなんていうのもザラです。
ですので今回はそういった年間通じて$5未満の収益しか見込めないような素材を一括で無料コレクションにノミネートしてみました。
ノミネート期間が過ぎると一定期間AdobeStock側で選出するデータの選定を行います。
必ずこの期間内に決定する、というような文言は見当たらなかったのでどの程度時間がかかるのか不明です。実際、ノミネート期間経過後一か月ほど経ちましたがまだ結果は出ていません。
左側が通常コレクション、右側がノミネート期間中に選出し、現在審査を受けているコレクションです。
何点採用されるのかはわかりませんが、来年以降もオファーをもらえるように日々頑張りたいと思います。